説得力のある志望動機にしよう
志望動機の書き方
志望動機で最も意識したいのが説得力です。ITエンジニアに応募するなら、なぜそうしたいと思ったのかがはっきりと伝わるものにしましょう。採用担当者が志望動機を読んだ時、なぜ?と思わせないぐらいの説得力ある内容にしていけるよう、しっかりと文章を作り込んでおきたいですね。
「何をしたいか」&「なぜそうしたいと思ったのか」
ITエンジニアになってから、具体的にどんな仕事に取り組んでみたいでしょうか。自分がやりたいことが企業にどう貢献することになるでしょうか。採用する企業側は、応募者がやりたいことをただ聞きたいのではなく、それが企業にとってどんなメリットをもたらすのかを知りたいと思っています。そうであれば、自分の夢や目標をただ並べ立てるのではなく、「この夢や目標があるからこの会社に貢献できると思った」という趣旨の内容が伝わるようにしましょう。また、企業にどのように貢献できるかを可能な限り具体的に書くようにすると、より説得力ある内容になります。そして、なぜその目標を持つようになったのか、具体的なエピソードや経緯についても具体的に書きましょう。
なぜ「その企業」なのか
求人市場をちょっと見れば、ITエンジニアの募集は溢れかえっています。そうすると、「数ある企業の中でなぜウチの会社なの?」という疑問が出るのはもっともですよね。企業としては、「この企業だから入りたいんです!」って言ってくれる人に来て欲しいのです。もしここが曖昧だと、内定を出しても他で内定が出ればそっちに行くかもしれないと勘ぐられてしまいかねません。志望動機を説得力あるものにするために重要なポイントの1つがこの点です。応募する企業の企業理念や経営手法などを徹底研究して、自分が描くキャリアと重ねてマッチしているかどうか、まずはじっくりと考えるようにしましょう。「収入が良かったから」が本音ならそれもアリ。ただし、「収入に見合う成果を出すために自分の持っている力を発揮したい」など書き方には注意が必要かもしれませんね。それに加えて、どのように働きたいと思っているのか、今後のビジョンについても書いておきましょう。
NGな志望動機
聞こえはいいけど具体性が見えない志望動機はNG。例えば、「御社の最先端技術に魅力を感じました」だけだと、結局何に魅力を感じたのかはわかりませんよね。これではまるで「何だかわからないけど、最先端技術を使っているみたいなのでやってみたいです」と言われているようなもの。魅力を感じたとする「最先端技術」がどのようなもので、なぜそれに魅力を持ったのか、自分はその分野でどう活躍したいのかまで書かなければ志望動機としては弱いものになってしまうでしょう。
おすすめです!
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システムエンジニア(SE)
クライアントからヒアリングしたことを要件としてまとめ、設計書に書き起こすのが「システムエンジニア」の主な仕事です。プログラマーの仕事と混同されることも多い職種ですが、プロジェクトの中で担当する部分が違います。上流工程を担当するシステムエンジニアがプログラミングを行うことはないのが基本ですが、現場によって求められるスキルが違うため、システムエンジニアがプログラマーの仕事を兼任する事ケースもあります。
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転職エージェントに相談しよう
IT業界の求人は数多く市場に出回っています。業界全体で慢性的な人手不足ということもあり、未経験者OKとしている企業もたくさん見かけます。ただ、表向きは未経験者を募集していても、本命は経験者という企業も多く、未経験者が希望に合う転職先を見つけるのに苦労することも珍しくありません。本当に未経験者を積極的に採用する企業を探したいなら、個人的に求人探しをするよりも転職エージェントを利用したほうが効果的ですよ。
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面接で好印象を与えよう
IT業界に参入しエンジニアを目指すのであれば、その過程としてまずは面接を突破しなければなりません。今は対面式だけでなく、オンライン式も主流となっており、どの形式であれ面接の場は自分の第一印象を相手へ植え付ける機会となるため、ぜひとも好印象を与えたいところです。具体的には、服装や髪型といった身だしなみは清潔感があるように心がけましょう。加えて、面接会場への到着時間や言葉遣いなどのマナーにも配慮することが大切です。