自己PR欄は一番伝えたいことを書こう
自己PRはスッキリわかりやすくが鉄則
履歴書の自己PR欄はそれほど大きくないので、書けても250文字程度がいいところ。あれもこれも書いておきたい気持ちを抑えつつ、一番伝えたいことを厳選して書くようにしましょう。細かい字で書けばまだまだ書ける!と言いたいところですが、履歴書を受け取った時にあまり細かい字で書き連ねてあると、いい印象は与えないかもしれませんし、最悪の場合読んでもらえないなんていうこともあるかもしれません。ということで、見てスッキリしている程度の文字量で自己PRの内容をまとめていきましょう。
テーマは「応募する企業にとっての自分の魅力」
自己PRは長すぎず短すぎずが理想。読んでスッと心に入る内容が書ければ最高ですね。押さえておきたいポイントは3つ。まずは「自分の魅力」そして、その魅力の「根拠」、最後に「企業にとってその魅力がどうメリットになるか」ということです。採用担当者が読んだ時に直感的に魅力を感じられるようなインパクトを持たせましょう。
魅力はできるだけ一言で表すとわかりやすいかもしれません。履歴書の場合、用紙1枚で本人の魅力を全て伝えるのはそもそも不可能なので、まずは興味を持ってもらうことを第一に考えたいですね。ここで注意したいのが表現方法。「行動力がある」を強調したいあまり「とても行動力がある」などとしてしまうと、少々くどくなる上に説得力も弱くなってしまいます。「とても」「すごく」なことは、抽象的な言葉ではなく具体的な根拠で証明しましょう。「高い実績を残した」のであれば、「高い」の部分を具体的な数値に変えましょう。
自己PRの組み立て方
自己PRで最初に考えるべきは、自分のことではなく応募先企業のことです。企業理念をはじめ、知りうる情報をしっかり読み込んで、求めているエンジニア像をイメージしましょう。リーダーシップ、企画力、行動力など、今欲しいと思っている人材に求めている要素がわかれば、ぜひそれを参考にしましょう。次に考えるべきことが自分のことです。これまでに経験した仕事、手に入れたスキル、強みについて、どんな細かいことでもいいので徹底的に書き出してみましょう。そのまま書いても相手にわからないようなエピソードも、一旦気にせず書き出してみるのがポイントです。うまくいったこともそうでないことも、自分の成長につながったと思えることは全て自己PRの題材になり得ます。応募先企業のことと自分のことを書き出したら、双方の共通点を結びつけて自己PRにスッキリ仕上げていきます。最後は、出来上がった自己PRを読んで、企業の求めている人材像と自分がマッチしているかをよく確認しておきましょう。
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システムエンジニア(SE)
クライアントからヒアリングしたことを要件としてまとめ、設計書に書き起こすのが「システムエンジニア」の主な仕事です。プログラマーの仕事と混同されることも多い職種ですが、プロジェクトの中で担当する部分が違います。上流工程を担当するシステムエンジニアがプログラミングを行うことはないのが基本ですが、現場によって求められるスキルが違うため、システムエンジニアがプログラマーの仕事を兼任する事ケースもあります。
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転職エージェントに相談しよう
IT業界の求人は数多く市場に出回っています。業界全体で慢性的な人手不足ということもあり、未経験者OKとしている企業もたくさん見かけます。ただ、表向きは未経験者を募集していても、本命は経験者という企業も多く、未経験者が希望に合う転職先を見つけるのに苦労することも珍しくありません。本当に未経験者を積極的に採用する企業を探したいなら、個人的に求人探しをするよりも転職エージェントを利用したほうが効果的ですよ。
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面接で好印象を与えよう
IT業界に参入しエンジニアを目指すのであれば、その過程としてまずは面接を突破しなければなりません。今は対面式だけでなく、オンライン式も主流となっており、どの形式であれ面接の場は自分の第一印象を相手へ植え付ける機会となるため、ぜひとも好印象を与えたいところです。具体的には、服装や髪型といった身だしなみは清潔感があるように心がけましょう。加えて、面接会場への到着時間や言葉遣いなどのマナーにも配慮することが大切です。